どうもこんにちは。
自分は初めてのミラーレス一眼でSONY ZV-E10を購入しました。
初めてだとどんなレンズを買えばいいか悩む方も多いんじゃないでしょうか?
結論から言うとTamronの17-70mmF2.8のズームレンズがおすすめ。このレンズと出会ったおかげで動画制作が仕事になったと言っても過言ではない。
キャンプ芸人のヒロシさんがYouTubeをはじめるにあたって「唯一投資したものはカメラ」と言っていたのを聞いて、なんとなく購入。
そして自分もYouTuberデビューして、1年で無事収益化。(別のチャンネルです)
F値?ISO?みたいな状態で買ったんですが、今となってはそれなりに使いこなしているし、いつの間にか写真撮影や動画制作のおかげで起業までできました。
今日は脱初心者に向けて、自分が使ってよかったレンズを紹介します。

初心者こそズームレンズ!
いろんなところで「初心者は単焦点」と言われていますが、自分は逆で、ズームレンズの方がいいと思っています。
単焦点レンズ2本からスタートしてズームレンズに移行した経験から、少し語らせてください。
なぜズームレンズがいいかというと、「数をこなすことが上達につながるから」です。
何回も撮影して、目標との差分に気付いて、新しいことを学んでいるうちに初心者を脱却できると思っています。
なので少しでも撮影のストレスを減らして、できる限り多く撮影することが上達への近道です。
レンズを付け替えるのが面倒になったり、荷物が増えてカメラを持ち運ぶのがダルくなったりすると、撮影の機会は確実に減ります。
また、経験を積んだ上で自分の好きな焦点距離を見つけるのも大事です。
自分は基本的に換算50mm(ZV-E10だと35mm)で撮影するんですが、それだと画角が足りないケースが結構あります。狭い場所だといくら下がっても全体が入りません。
動画だと換算50mmは自撮りがむずかしく、マイクとの距離が離れるから話しづらい。
こういう時にいちいちレンズを変えるのがめんどくさいんですよね。結局撮る枚数が減ってしまい、経験を積めるスピードが落ちます。
撮影の現場だと相手を待たせることにもなるので、それもあまりよろしくないなと。
ズームレンズはボケない?
単焦点の標準レンズが勧められる理由として「ボケる」と言われますが、ズームレンズの35mmでもF2.8で撮影すれば十分にボケます。
参考までに2枚の写真を比べてください。


焦点距離はともに35mm(換算50mm)。1枚目が単焦点レンズでF1.8、2枚目がズームレンズでF2.8で撮影しました。(三脚で固定して同じ場所から撮ったけど、おそらくレンズの重さが違うせいで少し画角がズレました)
ぶっちゃけそんなに差がないように思いません?たしかに比べればメガネのボケ方が違う気もするけど、ズームレンズでも十分にボケています。
ボケはF値だけじゃない。望遠ほどボケて、広角はボケない
ここは初心者のころの自分が知らなくて損していた話なので、少し詳しく書きます。
ボケの大きさを決めるのはF値だけじゃなくて、焦点距離も大きく効きます。
ざっくり言うと、同じF2.8でも望遠側ほどボケて、広角側はほとんどボケません。こちらが後ほど紹介するTamronの70mmで撮った写真。

どうでしょうか?十分にボケが強くないですか?たしかにもっとF値下げればボケるんだろうけど、十分だと思います。
しかもピントが合う範囲(被写界深度)はF値で決まるので、F1.8だとピントが合わせづらいというデメリットもあります。
「ボケさせたいから単焦点が欲しい」と思っている人は多いと思うんですが、実は「ズームレンズで望遠側に寄る」のが一番手っ取り早いです。
逆に広角レンズは、F値を下げてもあまりボケません。後で紹介する広角の単焦点をおすすめしない理由のひとつがこれです。
Tamron 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
ではそんなズームレンズでおすすめなのが、Tamronから発売されているこちらのモデル。(ZV-E10はEマウントなので、他のマウントを買わないように注意です!)
17mmから70mmまでF2.8通しで撮影できて、かなり幅広い画角に対応しています。
広角側は自撮りもできるし、望遠側は遠くの動物を撮ったりもできるというスグレモノ。
最初は単焦点を2本持ち歩いてたんですが、こちらに買い替えてからめちゃくちゃ撮影に行く機会が増えました。ちょっとした外出にも持っていくし、イベント時は必ず持ち歩いています。
十分にボケ表現も楽しめるし、サッと画角を変えられるから、一つの被写体でもいろんな撮り方ができます。
やっぱり数をこなすことでウデが上がるし、ホントにこのレンズおすすめ。
唯一の欠点はデカくて重いこと。
特に外部マイクを付けるとかなり大きくなるため、カバンに入れづらい…
レンズ本体は525gと重く、ZV-E10(343g)と合わせると868g。ZV-E10Ⅱ(377g)だと900gを超えます。
長時間首から下げているとちょっとしんどいし、出張時なんかは他の荷物と合わせるとなかなか重たいです…でも仕事道具と思えば気にならないです。完全に趣味で使うにはちょっとデカくて重いかもってカンジ。
作例はこちらです。冒頭はアクションカメラなので、1:47あたりからご覧ください。
Sigma 18-50mm F2.8 DC DN
いいと思って買ったんですが、実はすぐ売ってしまったのがこちらのレンズ。
先ほど紹介したTamronより価格も落ちるし、何より290gとめちゃくちゃ軽いんですよね。
ただレンズ内に手ぶれ補正がないので、手持ちでの動画撮影がかなり厳しいです。ZV-E10はボディ内手ぶれ補正もないので、特に手持ち動画だと厳しい。
あとは広角側が18mmなので、換算27mm。若干自撮りが苦しいです。なんかやたら顔ばっか映ったカンジになってしまいます。望遠側は十分すぎるくらいです。
ただTamron17-70と1万円ちょっとしか差がないので、画角と手ブレ補正を考えるとこの価格差があまりに小さい…
逆に言うと、コンパクトに使いたい、写真がメイン、動画は三脚で固定という方にはおすすめです。
予算がないなら単焦点の標準レンズ
とはいえズームレンズは高いという気持ち、めちゃくちゃ分かります。
ホントに趣味で使うだけで、決まった画角でしか撮らないという方はSONYの純正レンズがおすすめ。
SONY SEL35F18
自分が使っていたSONY純正のレンズは価格がお手頃、かつコンパクトで画質もよくておすすめです。
本体は154gなので本当に軽いです。ちなみにAPS-Cの35mm(換算50mm)は人間の視野角と近いらしく、すごく自然で撮りやすいです。iPhoneでいうところの2倍と同じ画角。
ただ意外とズームレンズと値段が変わらないんで、脱初心者を目指す人で買えるならズームレンズの方がいいと思います。
ズームレンズと比べてF1.8まで下げることもできますが、使ってみると意外とむずかしかったりします。
ちょっと奥行きのあるものを撮影したときなんかに、ボケすぎちゃうんですよね。

この写真だと奥の刺し身はあんまりボケさせたくないけど、ついF1.8で撮っちゃったパターンです。
さっき書いた通り、ボケの量は望遠側に寄ることでもコントロールできます。F1.8で無理にボケさせるより、F2.8のズームで焦点距離を変える方が、初心者にはよっぽど扱いやすいです。
でもホント透き通るような画質なのは間違いないです。
作例はこちら。
単焦点の広角レンズは?
実は自分が最初に買ったのは単焦点の広角レンズなんですよね。
安いという理由だけで買ったんですが、正直こちらはおすすめしません。
広角って結構撮影がむずかしくて、画角が広くて情報が多い分、被写体を目立たせにくいんですよね。
しかも広角レンズは、さっき書いた通りF値を下げてもあまりボケません。「一眼っぽい写真」を撮りたくて買った初心者が一番ガッカリするのがここだと思います。
ZV-E10は手ブレ補正もそこまで強くないので、歩きながらの撮影だと同じ広角ならOsmo Pocketやアクションカメラの方が見ていてストレスのない映像になります。
最初はこの広角レンズとさっきの標準レンズを付け替えて撮影していたんですが、ホントにめんどくさすぎて…
レンズを2本買う方がズームレンズ1本より高くつくので、それであれば最初からズームレンズを買っておく方がコスパもいいです。
ズームレンズで撮りまくってうまくなろう!
おそらくZV-E10を買う方は、自分のようにカメラ初心者の方が多いのではないでしょうか?
今ではいつの間にか動画制作が本業になりましたし、運営してるYouTubeチャンネルには映像がキレイというコメントをよくいただけます。
でもそれって、めちゃくちゃ撮影しまくって、改善点を見つけて、を繰り返してきたからだと思うんですよね。
ズームレンズを買ってからホントに撮影の機会が増えたし、おかげで改善のスピードも急上昇しました。
ぜひともカメラ初心者の方はズームレンズを買って、たくさん撮影してみてください!
ボケさせたいときは、F1.8の単焦点を買い足す前に、まずズームの望遠側で寄ってみる。これだけで写真や動画がガラッと変わります。
うまくなれば「こんな表現がしたい!」も増えてきて、ホントにカメラが楽しくなります。
あ、そういう意味ではカメラ沼にハマって出費が増えちゃうデメリットもあるのでお気をつけください。笑
