どうもこんにちは。
「初めての一眼、ZV-E10でいいのかな?」と迷っている方、多いんじゃないでしょうか。後継のZV-E10Ⅱが出て2年、初代は中古なら6〜8万円台まで下がってきているので、余計に迷いますよね。
かくいう自分も、初めての一眼としてZV-E10を買いました。そこから写真や動画を練習して、今ではYouTubeも収益化できて、動画制作がメイン事業になりました。
F値?ISO?という状態からのスタートでしたが、ズームレンズを買って撮影の機会が増えてからは、めちゃくちゃ腕が上がりました。
その後ZV-E10Ⅱに買い替え、(今はフルサイズのα7CⅡまで来てしまいましたが笑)、初代から順番に使ってきた立場で「2026年の今、ZV-E10を買うのはアリなのか?」を書いていきます。
結論から言うと、三脚や手持ちで「止まって」撮るなら、初代の中古はコスパ最強クラスのミラーレス一眼カメラ。でもVlogカメラだと思って買うと後悔します。
作例はいろんな人がすでに出しているので、この記事は操作感と「結局どれを買うべきか」の振り分けがメインです。
はじめてZV-E10で撮った作例も一応載せておきます。
結論:ZV-E10を買うべき人・別の機種にすべき人
まずは結論の表から。価格はボディ単体の目安(2026年9月時点・価格.com調べ)で、さらにレンズ代が5〜10万円乗っかるイメージ。Osmo Pocket 4Pだけ本体で完結します。
| 機種 | こんな人 | 価格目安 | 決め手・注意 |
|---|---|---|---|
| ZV-E10(初代・中古) | 三脚固定 or 手持ちで止まって撮る/写真も撮る/とにかく安く一眼デビューして、予算はレンズに回したい | 新品8万前後・中古6〜8.5万 | 画質は今でも十分。ただし手ブレ補正は弱くて歩き撮りNG、モード切替がボタン式で写真↔動画の設定が引き継がれる |
| ZV-E10Ⅱ | 写真と動画を1台で切り替えながら使う/手持ちでもある程度撮りたい/初代に+3〜4万出せる | 11万前後(中古9万前後) | 初代の不満は全部解消。新型チップで画質が向上。オートフォーカスも爆速。ただしボディ内手ブレ補正はなし、メカシャッターもなし(電子のみ) |
| Osmo Pocket 4P | 歩きながら撮る・旅Vlog・思い出重視/設定をいじりたくない | 99,000円(スタンダードコンボ) | ジンバル内蔵で手ブレ問題が消える。歩きは20mm、手持ちは60mmと使い分けできる。初代+ジンバルを買うくらいならこっち |
初代ZV-E10でも画質は十分すぎる
画質に関しては、仕事でも全然使えますし、YouTube動画も「明らかにいいカメラ使ってる感」が出せます。実際に「映像がキレイですね」というコメントも多くいただけました。
iPhone Proで撮ったものとも全然違う。ポートレートモードとは違った自然なボケ感や色の自然さ。趣味で思い出をキレイに撮りたい人には十分すぎる画質です。

たしかにもっと高級なカメラの方がキレイだし、撮れる幅も広いです。でも仕事で使うとして、コンテンツを見る人はそこを一番とは考えていません。成果への影響を考えたら、企画そのものや設定をしっかりしている方がよっぽど重要です。
レンズと合わせて15万円くらいで、スマホとは明らかにクオリティの違う画が撮れる。その感動をぜひ味わってほしいなと思います。
ちなみにおすすめのレンズについてはこちらの記事にて詳しく解説しています。

初代の弱点4つ(全部ZV-E10Ⅱで解消されています)
画質は文句なし。でも使っていて「これはキツい」と思ったポイントが4つあります。全部ZV-E10Ⅱで解消されているので、そのまま「初代とⅡの違い」だと思って読んでください。
ZV-E10Ⅱになって新型チップが搭載されて画質が向上、さらにオートフォーカスも早くなって10bit対応といったのもいいところではあるのですが、自分が買い替えを決めたのは、それよりもこの4つでした。
①手ブレ補正が弱く、歩きながらは撮れない
もうホントこれに尽きる。歩きながらの撮影はクニャクニャして見れたもんじゃないです。
手持ちで立ち止まって撮る分にはなんとかなりますが、それでも気になるレベル。動かしながらのカメラワークもかなりキツいので、三脚固定か手持ちがメインになると思った方がいいでしょう。
キレイだけど手ブレしてる映像と、それなりの画質で手ブレがない映像、どちらが見たいでしょうか?
ジンバルを試したこともあるんですが、重すぎるしデカすぎるし取り付けが面倒で、すぐに売ってしまいました。たしかに手ブレはなくなるけど、ソリューションとして間違っている気がする。
歩きながら撮影したいならジンバルを買うよりも、そのお金でコスパ最強のOsmo Action 4を買って使い分けた方がいいです。
ZV-E10Ⅱもボディ内手ブレ補正はなく電子式のままですが、補正は明らかに強くなっていて、手持ち固定なら実用レベルです。特にSony純正レンズと使った時の手ブレのなさに感動しました。ただこの組み合わせだと25万円します…
②モード切替がボタン式で、今どのモードか分かりにくい
これは使ってみるまで気付かなかったポイント。写真・動画・スローモーションの切り替えが押しボタン式で、動画から写真に切り替えたい時、わざわざスローモーションを経由するのでボタンを2回押す必要があります。
しかも今どのモードかが分かりづらく、動画だと思っていたらスローモーションだった時は悲惨です。編集時に「音声入ってへんやん!」と何回なったことか…
ZV-E10Ⅱはここがスライド式のスイッチになって、ストレスが激減しました。
③写真と動画で設定が引き継がれる
動画だとシャッタースピード1/50とか1/60で撮ると思うんですが、写真だとできれば1/125以上はほしいところ。でも初代はモードを切り替えても設定が引き継がれるので、毎回設定し直す必要があります。これがホント地味なストレスでした…
ZV-E10Ⅱでは写真と動画で別々に設定を持てるので、切り替えるだけでOKです。
動画だけ撮ることってあまりなくて、結局サムネ用や素材用で写真も撮ることになるので、兼用する人ほどこの差が効いてきます。逆にどっちかしか使わない人は気にならないかもしれません。
④バッテリー持ちが悪い
スペックだと動画の実撮影時間は約80分ですが、ホントにそのくらいです。
ちょっとした旅行でも予備バッテリー2個と、さらに途中でモバイルバッテリーの給電が必要。キャンプなど長い間使う場合はさらに予備バッテリーもう1個と充電ももう一回みたいなイメージ。小型軽量だけど、結局荷物が増えてしまう…
ZV-E10Ⅱはフルサイズ機と同じNP-FZ100なので、約1.5倍は使えます。感覚的には予備バッテリーなしでモバイルバッテリーだけでもまぁまぁ使えます。
この4つに「自分はストレス感じそうだな」と思ったら、+3〜4万でⅡにしておいた方がいいです。
歩きながら撮りたいならOsmo Pocket 4P
SONYはVlogカメラシリーズと位置づけていますが、旅の様子を歩きながら撮るような、いわゆるVlogにはハッキリ言って向いていません。自分もそのイメージで買ったんですが、全然使えませんでした…
コンテンツを見る人は、画質のキレイさよりも手ブレのストレスがない映像を評価します。
ここでよくあるのが「ジンバルを足せばいいのでは?」という発想なんですが、計算してみるとこうなります。
- 初代ZV-E10中古 約7万 + ジンバル3〜5万 = 10〜12万
- ZV-E10Ⅱ新品 = 約11万
- Osmo Pocket 4P = 99,000円
ほぼ同じ。しかも重くてデカくて取り付けが面倒なものを持ち歩くことになる。だったら最初から選び直した方がいいです。
Osmo Pocket 4Pは3軸ジンバル内蔵で、1インチセンサーの広角に加えて望遠レンズも積んだ2眼構成、重さは約230g。設定をいじらなくても歩き撮りが成立します。60mmのレンズで撮ればそこそこボケますが、ZV-E10には敵わないといったカンジでしょうか。
自分も今、α7CⅡが重くて荷物を減らしたいので、4Pを本気で検討しているところです(まだ買っていないので、使用感は今後追記します)。
写真も撮るなら知っておきたいこと
ファインダーがなくても困らない
ZV-E10はファインダーがないので写真向きではないと言われますが、真夏の炎天下で撮り続けるような人でなければ、そんなに困りません。明るすぎるとモニターが見えません。
むしろファインダーを覗いていると周りが見えなくて危ないので、個人的にはモニター派です。スマホと近い感覚で撮れますしね。
ZV-E10でも十分にいい写真は撮れます。
α6400と迷っている人へ
自分も買う時に比較の候補として入っていたα6400ですが、今買うには正直ビミョーです。
ZV-E10購入後、仕事でお借りして使ったことがあるのですがイマイチでした。
α6400、microUSBなんですよね…そもそもmicroUSBって家になくないですか…?
ZV-E10はType-C。充電速度も全然違う。充電忘れてたりしたらそもそもケーブルがないし、あっても遅いってキツすぎる。
ファインダーがある分α6400の方が写真向きと言われますが、上に書いた通り自分はモニター派なので、ここに価値を感じませんでした。ZV-E10でもいい写真は撮れるし、なんならオートフォーカスも早い。
あとはα6400はモニターがチルト式なので動画で使いづらいです。それでもってZV-E10より高い。使ってみた結果、個人的には買う理由がなかったです。
まとめ:ZV-E10で一眼デビューするなら
もう一度、振り分けだけ。
- 止まって撮る・写真も撮る・安く始めたい → 初代ZV-E10の中古
- 写真と動画を切り替えながら使う・手持ちもそこそこ → ZV-E10Ⅱ
- 歩きながら撮りたい → Osmo Pocket 4P
スマホでは撮れないキレイな画を撮りたいなら、ZV-E10は今でも十分にその入口になります。初めてあんなにボケ感のある画が撮れた時の感動は忘れられないし、もっといろんなものが撮りたくなります。
ただ一方で歩きながらゆるーく撮るVlogには向いていないし、期待すると後悔します。思い出を歩きながら残したいなら、Osmo Pocket 4Pの方がよっぽど優秀です。
あと買って後悔するとしたら、こんな感じでもっといいグレードがほしくなるカメラ沼に入ってしまうことですかね。笑
ZV-E10におすすめのレンズは別記事で紹介していますので、よければ合わせてご覧くださいー。

購入のハードルが高い方はレンタルがおすすめ
とはいえ値段が高いし試してから比較してみたいという方も多いですよね。そんな方にはRentioがおすすめ。
自分も何回も使っていますが、他のレンタルサービスと比べてレンタルと返却の手続きが超かんたん。
新しい型番のZV-E10Ⅱだと3泊4日で約7,000円で試せます。(2026/10/02時点)
初めての方専用の割引もありますので、ぜひお試しください!





